ヒューゴの不思議な発明
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 出演:ベン・キングレイ、エイサ・バターフィールド、ジュード・ロウ
- 上映時間:126分
- 制作:2011年アメリカ

2011年度第84回アカデミー賞では11部門にノミネートされ、撮影賞・美術賞・視覚効果賞・音響編集賞・音響調整賞の5部門を受賞した作品である。作品賞、監督賞にもノミネートされていたが、作品賞は「アーテスト」、監督賞はミシェル・アザナヴィシウス氏(アーティストを監督)が獲得した。「アーティスト」も「ヒューゴ」もサイレント映画に関連のあるストーリーである。偶然とはいえ同じ年度のアカデミーノミネート作品の2本がサイレント映画をテーマにしているのは興味深い。
スコセッシ監督はジョルジュ=ジャン・メリエスのオマージュとしてこの映画を創ったとの見方がある。メリエスはサイレント映画の名作と言われる「月世界旅行」を創った人物である。
映画では、メリエスはパリのモンパルナス駅構内にあるおもちゃ屋の店主ジョルジュとなっている。ジョルジュはある日人形の部品を万引きした少年を捕まえた。少年の名はヒューゴ、少年が持っていたノートを見てジョルジュは封印してきた自分の過去を思い出してゆくのであった。ヒューゴ少年は駅の時計台に隠れ住んでいた。隠れ部屋には亡き父親が遺した機械人形があった。少年はノートを煮ながら機械人形の修理に悪戦苦闘していたのであった。彼は仲良くなったジョルジュ爺さんの孫娘イザベルと一緒に機械人形の謎、そしてジョルジュ爺さんの秘密を探っていくのである。
独特な雰囲気のモンパルナス駅構内、メカニカルな時計台の裏舞台などのファンタジテックな映像は美しい。ヒューゴ少年、ジョルジュ爺さんの孫娘イザベルの子役二人をはじめたの演技陣も好演している。全般的にみて不思議な雰囲気を漂わしている映画であった。
@TOHOシネマズ渋谷
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